偕楽園なんでも百科改訂版が発行されました
2016年3月29日
平成28年の「梅まつり」を前に『偕楽園なんでも百科 改訂版』を2月20日に刊行いたしました。
今回刊行した改訂版の特徴は次の3点です。
1、偕楽園と弘道館の震災による被災と復旧を紹介しました。
大震災から5年近く経ち、目立った被害の跡が残っていない水戸市では、次第に忘れられていこうとしています。重要な文化財について被災の跡と復旧・復興を記載した本書は、貴重な証言記録・資料になると思います。
また、文化財を守り、継承するには、多くの人々の思いと行政・市民の多大な努力があることを伝えることによって、文化財や歴史を大切にする気持ちを養うことになることを期待します。
2、「日本遺産」について説明しました。
旧弘道館ほか旧水戸藩の5つの歴史資産が最初の日本遺産の一つに認定されたことを受けて「日本遺産」の意味や意義を説明しました。偕楽園と「一張一弛」の関係にある弘道館とこれらを作った水戸藩については初版にも記載されていますが、偕楽園が「教育遺産」として認められる理由である「弘道館と偕楽園の深い結びつき」について記述しました。
3、一般書店でも販売します。
初版は学校での教材として使用することを目的に発行し、市販いたしませんでしたが、教育や観光案内等に携わる人々から入手したいとの要望が強いため、関係者だけでなく一般市民や観光客にも購入していただけるよう市販の書籍としました。
入手ご希望の方
①偕楽園公園内の茨城県観光物産協会売店(見晴亭内)、偕楽園レストハウス売店のほか川又書店とブックエースの水戸市内全店などで購入できます。1冊500円(税別)です。
②本会に直接お申し込みください。
1冊500円
消費税は頂きませんが、送料が必要です。まとめてお申し込みください。
☆ 教育・観光関係等で、テキストとして一括購入を希望される方はご相談ください。割引いたします。
改訂版の関連ファイル
PDFファイルで置いてあります。ダウンロードしてご利用ください。
31ページの図に若干の印刷ずれがありました。
・初版からの大幅変更ページ
表紙、表紙裏、目次、14~15頁、38~39頁、40~41頁、42~43頁、裏表紙